「明神さま」の名でも親しまれている、神田明神(かんだみょうじん)。
商売繁盛や交通安全、家内安全、学業成就など、多様な願いを叶える神社として、多くの人々に崇敬されています。
しかし、思わぬトラブルや災難が起こるなど、不利益を被る人も存在します。
この記事では、その理由を説明しますのでぜひ参考にして下さい。
【神田明神】一体どんな神社なの?
神田明神は東京都千代田区にある神社です。
創建の歴史は古く、推古天皇5年(西暦607年)にさかのぼると言われています。
毎年5月に開かれる、江戸の三代祭「神田祭」でも知られる有名な神社ですね。
【神田明神】行く前に知っておくべきこと
江戸の守り神とも呼ばれている「神田明神」。
神田明神に行く前に、まずは歴史について簡単に解説します。
神田明神の由来と歴史
神田明神は、天平2年(730)に出雲氏族の真神田臣(まかんだおみ)によって創建されました。
関東の政治改革を行なった事で、武将の平将門(たいらのまさかど)が首を晒され、江戸の人々を恐れさせたため、この地で手厚くお祀りされるようになりました。
神田明神= 将門の霊を祀る場所。平将門は除災厄除の神様でもあります。
神田明神の御祭神と御利益
神田明神で平将門と一緒に祀られている御祭神はこちら
- 大己貴命(おおなむちのみこと:通称だいこく様)
- 少彦名命(すくなひこなのみこと:通称えびす様)
→御祭神の情報を確認する
大己貴命(だいこく様)
大己貴命(だいこく様)は国土開発や殖産、医薬・医療などに力を発揮する神様です。
また、出雲大社のご祭神でもある神様であるため、国土経営や夫婦和合の神様としてのご神徳があります。
少彦名命(えびす様)
えびす様は商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様です。
だいこく様とともに日本の国づくりに貢献したとされています。
また、江戸時代には出版や印刷業者が集まっていたことから、出版業界の守護神としても信仰されています。
【神田明神】行ってはいけない人のサイン5選
神田明神は、平将門の霊を祀る場所です。
以下のサインがある方は、行ってはいけないと言われています。
- 同日に成田山に行った人
- 成田山を信仰する人
- 名前に「藤」や「佐藤」がつく人
- 気枯れしている人
- 過度な願望や欲求を持つ人
- 強い執着心や憎しみを抱く人
1:同日に成田山新勝寺に参拝した人
千葉県に鎮座する成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、平将門の乱を鎮圧するために建てられました。
成田山新勝寺は平将門との敵対関係がある地のため、同日には神田明神に参拝してはいけないと言われています。
成田山新勝寺と平将門の因縁について詳しく知りたい方はこちら。
京都市にある「京都神田明神」には、平将門の首を晒した小さな祠があります。伝説によると、将門の首は何か月も腐らず、夜な夜な「もう一度戦おう」と叫び続けたとされるそうです。
2:成田山を信仰する人
成田山新勝寺を信仰する人が神田明神に行くと、ご加護が得られないという伝承が残っています。
成田山新勝寺と平将門(神田明神)は過去に敵同士だったという因縁があるためです。
3:名前に「藤」や「佐藤」がつく人
平将門を討伐したのは「藤原秀郷」という人物だと言われています。
そのため「藤」のつく名前や「佐藤」は平将門の怒りを買うとされているので、要注意です。
4:気枯れしている人
気枯れとは、ストレスや疲れによりやる気が出なくなる状態です。
このような人が神社に参拝すると神社の気が崩れるため、参拝をしてはいけないとされています。
5:過度な願望や欲求を持つ人
過度な願望や欲求を持つ人は、神社のエネルギーを自己中心的に使おうとすることがあります。
しかし、神社は自己中心的な願望や欲求を満たす場所ではなく、神様に感謝を伝えたり、自分自身を律する場所です。
また、神社には「心清らかに」という基本的な姿勢が求められるため、その姿勢が欠如している人が参拝すると、霊的な恩恵を受けることが難しくなります。
6:強い執着心や憎しみを抱く人
強い執着心や憎しみを抱く人が神社に参拝すると、その感情が神社のエネルギーに影響を与え、神社の雰囲気を悪くする恐れがあります。
また、心清らかな状態でないと、神社から得られる霊的な恩恵を受けることが難しいため、参拝は避けた方がいいかもしれません。
まとめ
今回は、神田明神において歓迎されていないサインをご紹介しました。
日々私たちはさまざまな情報を受け取っていますが、それに気づかずにサインを見過ごしてしまうことがあります。
サインを見過ごすと、楽しみにしていた参拝が思わぬ嫌な思い出になってしまうかもしれません。
神田明神での参拝を気持ちよく過ごすためにも、ぜひ記事を参考にしてください。
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