西川きよしさんとのコンビで一世を風靡し、天才漫才師と言われた横山やすしさん。
そんな横山やすしさんは、1996年に51歳の若さで急死しています。
横山やすしさんはなぜ亡くなったのでしょうか。
【横山やすし】1996年にアルコール性肝硬変で死去
横山やすしさんが亡くなったのは、51歳の時でした。
1996年1月20日、大量のビールを飲んだ後に吐き出し、夫人と娘に次のように話していたそう。
ちょっと調子がおかしいから病院に行かんとあかんなあ。
しかし翌日の1月21日の夜、自宅で寝たまま意識を失っている横山やすしさんを夫人が発見。
救急搬送されますが、すでに呼吸と心臓は止まっていたようです。
解剖の結果、死因は「アルコール性肝硬変」でした。
【横山やすし】病気の経緯は?
横山やすしさんの病気の経緯はこちらです。
- 1986年:アルコール依存症による重度の慢性肝炎
- 1994年頃:腹水がたまる
- 1996年:死去
横山やすしさんは亡くなる10年前(1986年)に不摂生が原因で吐血し、緊急入院しています。
退院後は飲酒をしないことを誓っていましたが、その後も飲み続けていたそうです。
また慢性肝炎の発症時に医師からも飲酒をやめるよう警告を受けていましたが、全て無視していたんだとか。
このまま飲み続けたらいずれは「肝硬変」となり、あと10年で死にますよ。
1994年頃からは腹水がたまって状態が悪化し、医師の警告通り10年後の1996年に亡くなっています。
【横山やすし】晩年や最後の様子は?
横山やすしさんは亡くなる半年前(1995年7月)に京都の石清水八幡宮で太鼓祭りのゲストに呼ばれた際、激痩せして体もふらついた状態でした。
祭りの参加者は、横山やすしさんの老け込んだ様子と、以前の容貌との落差に驚いたと言います。
1995年10月には兵庫の照善寺で即興漫才を披露しますが、それが公の場での最後の活動となりました。
横山やすしさん死去の翌日のスポーツ紙には、大量のビール空き缶の入ったゴミ袋がある自宅玄関前が掲載。
亡くなる前日まで大量飲酒していたことが弱っていた肝機能を低下させ、急死に至ったと言われています。
【横山やすし】妻や子供は?
横山やすしさんは2回の結婚歴があり、それぞれの夫人との間に子どもが3人います。
- 澄子(1969~1973)子供2人
- 啓子(1975~2008)子供1人
初婚では2人の子供が生まれましたが、暴行事件や女性問題などが原因で離婚。
再婚した木村啓子さんは2008年に心筋梗塞で亡くなられました。
【横山やすし】子ども3人の現在は?
横山やすしさんの3人の子どもはこちらです。
- 長男:木村一八
- 長女:雅美
- 次女:相馬光
順番にご紹介します。
【横山やすしの長男】木村一八
横山やすしさんの最初の結婚相手との子どもが木村一八さんで、Vシネマなどの俳優をされています。
しかし、お父さん譲りの破天荒な性格で、暴行事件で逮捕されるなど度々問題を起こされているそう。
【横山やすしの長女】雅美
横山やすしさんの最初の結婚相手との2人目の子供が長女の雅美さんです。
一般人のためパーソナルな情報は出ていませんが、長男の一八さんや次女の光さんと一緒に家族写真に写っています。
【横山やすしの次女】相馬光
横山やすしさんの再婚相手との子どもが相馬光さんで、2000年に漫才コンビ「さゆみ・ひかり」でデビュー。
相馬光さんはエステサロン経営などもされていて、2009年には僧侶と結婚し3人の子どもがいます。
まとめ
伝説の漫才師と言われた横山やすしさんは、アルコール性肝硬変のため亡くなられています。
不祥事やアルコール依存症などから転落の人生を経て死去されました。
しかし、かつての漫才師としての活躍は横山やすしさんの死後も語り継がれています。
最後になりましたが、横山やすしさんのご冥福をお祈りします。
コメント