漫画「ちびまる子ちゃん」で知られる、漫画家のさくらももこさん。
乳がんで亡くなられた際には、大きなニュースになりました。
この記事では、さくらももこさんの死因や治療方法、家族についてご紹介します。
【さくらももこ】2018年(53歳)に乳がんで死去
約32年間、漫画家として活動してきたさくらももこさんは乳がんを患っていました。
闘病生活は約7年間続いていたそうです。
【さくらももこ】2011年頃に乳がんを発症
さくらももこさんは亡くなる7年ほど前の2011年(43歳)頃に乳がんを発症しています。
しかし、近くの人以外には病気のことを明かさなかったそう。
近しい人以外には闘病のことは一切明かさず病気と向き合っていました。
発症した当初は手術と抗がん剤治療を行うことで症状を落ち着かせていたそうですが、乳がんが再発。
その後は、治療方法を考えることになりました。
当時、手術もして状態は落ち着かれていたと聞いていたのですが、再発してからは抗がん剤を使用するような、いわゆる標準治療をしていなかったそうなんです。
引用:jprime.jp2018年
【さくらももこ】再発後は民間療法で治療
乳がん発症当初は抗がん剤治療を受けていたさくらももこさんでしたが、副作用がかなり辛かったそう。
一般的な乳がんの抗がん剤の副作用はこちら
- 吐き気・嘔吐、疲れやだるさ
- 脱毛
- 貧血・出血
- 動悸や息苦しさ、むくみ
- 手足のしびれや刺すような痛み
- 下痢
- 卵巣機能の低下による無月経
- 口内炎
副作用は薬で緩和することもできるようですが、さくらももこさんの体には合わなかったようです。
仕事に支障がない方法で治療がしたい!
仕事と治療を両立させるべく入念にサーチを重ね、再発後は民間療法を行うことにしました。
さくらももこさんは元々スピリチュアルに興味があり、海外の有名なパワースポットにも出かけるほどでした。
良い民間療法や自然療法を探すため、全国各地に飛ぶこともあったそう。
その中でも何度も行っていた民間療法が、「バイオレゾナンス」というドイツ発祥の治療法です。
「バイオレゾナンス」はドイツの振動医学からなる理論で、振動(共振)を利用した健康法です。
「バイオレゾナンス」では振動測定器を用いて異常振動をしている物体(細胞・臓器)を探し出し、正しい固有振動へと修正して健康な体の活性化を図ります。
引用:koizumi-enrac.webmedipr.jp
また料理がお得意で、食事療法にも詳しかったと言われています。
【さくらももこ】最期は家族と
さくらももこさんは、東京都心にある自宅近所の病院に通って治療を続けていましたが、2018年夏前に急激に悪化。
懸命に乳がんと向き合っていましたが、2018年8月15日に53歳という若さで亡くなりました。
最期は、静岡から上京して都内の自宅で一緒に暮らしていたご両親や20代半ばになった息子さんらに看取られたそうです
引用:news-postseven.com
【さくらももこ】旦那や子供は?
さくらももこさんが亡くなられた後、ご家族はどのように過ごされているのでしょうか。
さくらももこさんの旦那さんと2人の息子さんについてご紹介します。
- 元夫:宮永正隆
- 再婚相手:うんのさしみ
- 長男:三浦陽一郎
- 次男:雄飛
【元夫】宮永正隆さん
さくらももこさんは1989年、「りぼん」の編集者であった宮永正隆さんと結婚されました。
しかし、1998年には離婚されました。
宮永正隆さんが亭主関白だったことなどが離婚理由だったと言われています。
その後2002年には「ビートルズ大学」を立ち上げ、音楽評論家として活動されるようになりました。
【再婚相手】うんのさしみさん
さくらももこさんは2003年、4歳年下のイラストレーター、うんのさしみさんと再婚しました。
絵本の共同制作が親しくなったきっかけと言われています。
”うんのさしみ”さんは2005年に「ツチケンモモコラーゲン」の挿絵を担当して以降、作品を出していません。
そのことから一般人に戻ったのではないかと言われています。
また、さくらももこさんが亡くなった時も、両親と息子さんが看取り、うんのさしみさんはいなかったようです。
このことから、すでに離婚していたのではないかとも言われています。
【長男】三浦陽一郎さん
長男・陽一郎さんは1994年、さくらももこさんの最初の結婚相手との間に生まれました。
三浦陽一郎さんは2002年、「さくらめろん」名義でさくらももこさんと絵本を出版しています。
三浦陽一郎さんは2019年、さくらプロダクションの社長に就任されました。
2023年1月からは名畑博夫氏も社長に就任し、2人体制で会社を運営しています。
【次男】雄飛さん
次男・雄飛さんは2004年、さくらももこさんと”うんのさしみ”さんとの間に生まれたそうです。
しかし雄飛さんについては妊娠・出産の情報も公表されていません。
”うんのさしみ”さんや雄飛さんの生活を守ることが理由だったと言われています。
まとめ
若くして長い闘病生活を送っていたさくらももこさん。
治療について丁寧に調べていたことから、とてもまじめな性格であったことが伺えますね。
乳がんは適切な治療を行うことで、生存率を高められる病気だと言われています。
早期診断と早期治療を心掛けたいですね。
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