歌手でタレントの和田アキ子さん。
右目が病気で失明寸前で、歩行困難だともいわれています。
満身創痍だという和田アキ子さんの病気歴についてまとめました。
【和田アキ子の病気】2024年現在の体調は右目が見えず歩行困難
和田アキ子さんは病気のため右目がほとんどみえておらず、股関節も痛めているため歩行が困難な様子です。
【和田アキ子】余命宣告も
和田アキ子さんは2020年の特番「名医のTHE太鼓判!春の芸能人余命宣告!」で、余命9年と宣告されています。
家に着いてテレビを付けたら、和田アキ子がいきなり「余命9年!」って宣言されてて爆笑しちゃった。 pic.twitter.com/eYidkKspTS
— ますやま (@mashtweet2) March 2, 2020
つまり、和田アキ子さんの余命は2029年(78歳)という事になります。
その最大の理由は血管の老化です。
医師は「動脈硬化があちこちで見られました。心臓から出ている太い血管や大動脈にも石灰化が起きています」と指摘。10年前までの習慣だった喫煙が原因ではと推測した。さらに「肺の一部が溶けてます」とも指摘
引用:hochi.news
和田アキ子さんは禁煙する以前は、多い時で一日にタバコを200本も吸っていたといいます。
禁煙するのにとても苦労されたようですが、それでも寿命が78歳というのは普通のような気もしますね。
そんな和田アキ子さんは若い頃から数えきれないくらい病気を経験されています。
和田アキ子さんの病気歴を見る
- 声帯ポリープ除去手術(1974/1984)
- 自然気胸(1979年)
- 子宮がん(1981年)
- 椎間板ヘルニア(1997年)
- 大腸ポリープ除去手術(2007/2008/2020)
- 肺気腫(2008年~)慢性閉塞性肺疾患
- シェーグレン症候群(2011年)
- 関節リウマチ
- 眼瞼下垂(2018年)
- 白内障(2018年)
- 加齢黄斑変性症(2018年)
- 網膜色素上皮裂孔(2021年~)
- 脊柱菅狭窄症(2020年)
- 変形性股関節症(2022年~)
- 右膝軟骨損傷
病気だけではなく交通事故で骨折の経験も。
和田アキ子さんのケガの履歴を見る
- 肋骨骨折(1991年)
- 右膝脛骨(けいこつ)と腓(ひ)骨骨折
- 右足のリスフラン関節の捻挫(2021年)
和田アキ子さんはどんな病気にかかっているのがご紹介していきます。
【和田アキ子】70代の病気歴はコチラ
- 網膜色素上皮裂孔(2020年~)
- 変形性股関節症(2022年~)
- 右膝軟骨損傷
網膜色素上皮裂孔(もうまくしきそじょうひれっこう)2020年
和田アキ子さんは2020年に網膜色素上皮裂孔の手術をしています。
右目の視界の半分以上が真っ黒で、色が何となくわかる程度なのだとか。
網膜色素上皮裂孔とは
網膜色素上皮裂孔とは、加齢黄斑変性等に起因し、網膜色素上皮(RPE)細胞層が断裂、 収縮し部分的に欠損する病態です。視野の欠損や、視力低下を引き起こします
出典:healios.co.jp/ヘリオスHPより
右目があまりにも見えないことで、「黄斑変性症」を治療している病院とは違う病院へ行った和田アキ子さん。
そこでは「もう治らない、手遅れです」と言われ、ショックで1か月ほど落ち込んだと言います。
そんな右目も、1か月に1回は手術しないといけないとの事です。
変形性股関節症(2022年~)
和田アキ子さんは2022年8月にジムで左の股関節を痛め「変形性股関節症」と診断されました。
変形性股関節症とは
変形性股関節症とは、股関節でクッションの役割を果たしている関節軟骨がすり減ることによって関節に炎症が起きる疾患です
出典:seikei-online.jp/関節治療オンラインより
出典:fukuokaseikei.com/福岡整形外科病院HPより
医師からは「絶対安静」と言われていましたが、2022年12月にはライブを敢行。
その後は更に悪化し、車いすや杖が必要な状態に。
2022年2月には杖がなくても歩けるとの発言もありましたが、医師からは完治はしないと言われたそう。
「ゆくゆくは人工関節」とも言われており、ステロイドを打って痛みを和らげているとの事。
【格付けチェック】和田アキ子 不正解でまさかの台車で入場www#芸能人格付けチェック #格付けチェック pic.twitter.com/0HxW5ucMxU
— るんるんるん (@t_shimizu_kun) January 1, 2023
トイレも大変とのことで、手術を希望されています。
右膝軟骨損傷
和田アキ子さんは2022年に左の股関節を痛め左脚をかばった結果、右膝に水がたまり膝軟骨を損傷。
水を抜いてステロイドを打っても、痛くて立つのも困難な状態でした。
ですが、2023年10月からのラストホールツアーで立って歌うために、2023年9月11日に膝関節の手術をされました。
その後は、ほとんど杖なしで歩けるようになったとの事です。
【和田アキ子】60代の病気歴はコチラ
- シェーグレン症候群(2011年)60歳
- 関節リウマチ(2017年頃)67歳
- 緊張性頭痛(2017年)67歳
- 眼瞼下垂(2018年)68歳
- 加齢黄斑変性症(2018年)
- 白内障(2018年)
- 脊柱菅狭窄症(2020年)69歳
シェーグレン症候群(2011年)
和田アキ子さんは2011年2月に、「シェーグレン症候群」にかかっている可能性が高いことを告白しています。
シェーグレン症候群とは涙や唾液を作っている臓器を中心に炎症を起こす全身性の自己免疫疾患です。病気の原因は不明ですが40-60歳台の女性に発症しやすいことが知られています。
引用:ryumachi-jp.com(日本リウマチ学会HPより)
和田アキ子さんは、「大丈夫、寝込むほどの病気じゃないから」と語っていますが、国指定の難病の一つ。
治療には長い年月がかかり、関節リウマチや線維筋痛症などを併発することもあるのだそう。
関節リウマチ
和田アキ子さんは関節リウマチも患っています。
発症した時期は不明ですが、2017年の「フラッシュ」の記事がコチラ。
3週間に一度、自分でリウマチ予防の注射を打つという
引用:smart-flash.jp/2017年11月
3年後の2020年には、注射の間隔がさらに短くなっている事を明かしています。
関節リウマチの治療も今まで2週間に1回、注射打ってれば腫れがこなかったのに10日ぐらいで来るようになって
引用:times.abema.tv/2020年6月
関節リウマチの主な症状は、関節の痛みや腫れだと言われています。
関節リウマチとは
関節リウマチとは、免疫の異常により関節に炎症が起こり、関節の痛みや腫れが生じる病気です。進行すると、関節の変形や機能障害を来たします。原因は未だ不明ですが、遺伝的要因や、喫煙、歯周病などの環境要因の関与が指摘されています。
引用:ryumachi-jp.com/日本リウマチ学会HPより
眼瞼下垂手術(2018年11月)
和田アキ子さんは2018年11月に眼瞼下垂の手術を受けています。
まぶたが垂れてきて、視野が狭くなり頭痛の原因になるとの事で手術を決断。
ただ、術後の目に違和感があったとの事で、2019年10月に別の病院で再手術を受けています。
手術前と手術後を比較すると、確かに目がパッチリしていますね。
加齢黄斑変性症(2018年~)
和田アキ子さんは2018年に加齢黄斑変性症の手術を受けています。
その後も両目を、月に1回手術と2週間に一度注射をしており、1日に4回の点眼もしているのだそう。
注射手術のあとは眼帯をして、一日何もできないそう。
ですが放置すると失明の危険があり、治らなくても治療は続けているとの事です。
白内障(2018年)
和田アキ子さんは2018年に白内障の手術を受けています。
脊柱菅狭窄症(2020年)
和田アキ子さんは2020年3月にTV番組で医師による健康診断を受け、脊柱菅狭窄症と診断されました。
首の痛みで苦しんでいた和田アキ子さんですが、その原因は加齢で脊柱管が圧迫されている事でした。
脊柱菅狭窄症とは
背骨の中には脊髄が通っています。その脊髄が通っている空間のことを脊柱管といいます。脊柱管がさまざまな原因で狭くなってくることを脊柱管狭窄症と呼んでいます。
出典:saiseikai.or.jp/恩賜財団済生会HPより
【和田アキ子】40代~50代の病気歴はコチラ
- 椎間板ヘルニア(1997年)
- 大腸ポリープ除去手術(2007/2008/2020)57歳~
- 肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)(2008年~)57歳~
椎間板ヘルニア(1998年)
和田アキ子さんは1997年に腰痛で入院し、翌年に「椎間板ヘルニア」の手術を受けています。
しかし完治はしておらず、20~30くらいの病院を訪れてはいるものの腰痛は悪化。
2017年時点では「立っているのもつらい」と語っていたのだとか。
椎間板ヘルニアとは、背骨の間のクッション材である「椎間板(ついかんばん)」が変形して飛び出し、神経を圧迫することをさします
引用:tokyo-itoortho.jp/東京腰痛クリニックHPより
大腸ポリープ除去手術(2007~)57歳~
和田アキ子さんは、「大腸ポリープの除去手術」を何度も受けています。
- 2007年:大腸ポリープ除去(57歳)
- 2008年:腸のポリープを7つ除去(58歳)
- 2010年:大腸ポリープを8つ切除(60歳)
- 2022年:大腸ポリープを4つ切除(72歳)
2022年の検査では4つ以上のポリープが見つかりましたが、体力を考え全部は取らなかったそうです。
大腸ポリープとは
大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がいぼ状に盛り上がり、大腸の内側の空間部分(内腔)に突出したものです。
大腸ポリープにはさまざまな種類があり、中でも“腺腫性ポリープ”と呼ばれるものは、大きくなるとがん化する恐れがあるといわれています。
引用:medicalnote.jp
肺気腫《慢性閉塞性肺疾患》(2008年~)
和田アキ子さんは2008年に「肺気腫」と診断されています。
肺気腫(COPD)とは肺や気管支に炎症が起こり、長期にわたり気道が細くなる病気です。
従来、慢性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)などと呼ばれてきました。 COPDは、ほとんどが喫煙歴のある方に発症する病気です。 タバコの煙が原因で肺の組織が壊れるために咳、痰、坂道や階段を上ると息苦しいといった症状が出ます。
引用:shinkohp.jp(神鋼記念病院HPより)
和田アキ子さんは「肺気腫」と診断されるまではヘビースモーカーで、1日に3箱ほど吸っていたのだとか。
しかし医師から「このまま、たばこを吸い続けると、歌うことができなくなる」と警告を受けます。
喫煙による血管の石灰化が原因で心臓発作を起こしたこともあり、禁煙を決意されました。
【和田アキ子】20代~30代の病気歴はコチラ
- 声帯ポリープ除去手術(1974/1984)24歳・34歳
- 自然気胸(1976/1979年)25歳・29歳
- 子宮がん(1981年)31歳
声帯ポリープ除去手術(1974/1984)
和田アキ子さんは1974年(24歳)と1984年(34歳)の2回、声帯ポリープの除去手術を受けています。
声帯ポリープとは
声帯ポリープは、声帯にできる良性のこぶのことです。
声帯ポリープができると、左右の声帯がしっかり閉じなくなり、振動が不規則になって声がかれる“声がれ”など発声の障害が現れます。
声の出しすぎで声帯を酷使することなどが原因でできる。
引用:nhk.or.jp/kenko(NHK健康)
自然気胸(1976年/1979年)
和田アキ子さんは1976年1月(25歳)に左肺の自然気胸で倒れ、一週間入院しています。
自然気胸とは
自然気胸とは、何らかの原因で突然肺に穴があいて空気が漏れ、その空気の圧力で肺が縮んでしまう状態のことをいいます。いくら息を吸っても肺が十分には機能しないため、酸素が足りなくなり、息苦しさを感じます。いったん起きると、再発の可能性が非常に高い病気です。
引用:nhk.or.jp(NHK健康)
3年後の1979年4月にも自然気胸が再発。
胸部の激痛と呼吸困難で、自宅から息も絶え絶えの状態でマネージャーに助けを呼んだのだとか。
子宮がん(1981年)
和田アキ子さんは1981年に子宮がんが発覚し、32歳で子宮の全摘出手術を受けています。
子宮がん発覚の2か月前に結婚(再婚)したばかりでした。
アコ(和田)の命が大切で子供なんて考えもしなかった
と、夫は和田アキ子さんの手術に同意。
子供を産むことが夢だったという和田アキ子さんは、死ぬほど泣いたと言います。
【和田アキ子】怪我歴はコチラ
病気歴の多い和田アキ子さんですが、なんと骨折も複数回されています。
- 肋骨骨折(1991年)
- 右膝脛骨と腓骨骨折(2000年)
- 右足のリスフラン関節の捻挫(2021年)
1:肋骨(ろっこつ)骨折(1991年)41歳
和田アキ子さんは1991年12月にベッドから転落して肋骨(ろっこつ)を骨折しています。
ただ、紅白には出場されています。
@TR_NN 和田アキ子は高さ60cmのベッドから落ちて全治2ヵ月の骨折をしたらしい
— 画力・博士号・油田 (@bd_gfngfn) November 5, 2013
2:右膝脛骨と腓骨を骨折(2000年)
和田アキ子さんは2000年2月に横断歩道でライトバンにはねられ、右膝脛骨(けいこつ)と腓(ひ)骨を骨折。
全治2カ月の重傷で、1カ月以上も入院されました。
3:右足のリスフラン関節の捻挫(2021年)
2021年4月10日、ひざ上まで覆うタイプの足のマッサージ機を付けたまま寝てしまった和田アキ子さん。
そのことを忘れて起床した際にベッドから落ちて、右足の中足骨リスフラン関節を捻挫。
中足骨リスフラン関節と捻挫について詳しくみる
捻挫とは、外力により関節が生理的な範囲を超えて動いてしまい、関節を安定させている靭帯や関節包が損傷すること
出典:yomidr.yomiuri.co.jp/ヨミドクターより
損傷の程度にもよりますが、1か月は体重をかけず安静にする必要があるのだとか。
まとめ
和田アキ子さんの病気歴についてまとめました。
ここではご紹介しきれなかった「胃けいれん」や「頭痛」も和田アキ子さんを悩ませているようです。
やけども何度もされているという事なので、気を付けてお元気で過ごして頂きたいですね。
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