歌手のテレサテンさんは「アジアの歌姫」として知られ、日本でも絶大な人気を誇っていました。
しかし、テレサテンさんは活躍されている最中に喘息の発作で急死されています。
あまりにも突然の死だったため、その死の原因についてさまざまな憶測が出回ることに。
テレサテンさんの死因は喘息の発作ですが、他の死にまつわる3つの疑惑、更に死顔の画像まで調査しました。
【テレサテン】1995年に急死
テレサテンさんは1953年1月29日に台湾で生まれます。
幼い頃から歌の上手い天才少女として知られ、14歳のときにプロの歌手としてデビューを果たしました。
1974年、テレサテンさんが21歳のときに日本での歌手活動もスタートされ、その後じわじわと人気に。
「日本有線大賞」で受賞するなど活躍されていた矢先、1995年5月8日42歳のときに突然亡くなられています。
【テレサテン】亡くなった経緯はこちら
テレサテンさんは、亡くなる約1ヶ月前から恋人と静養のためタイのホテルに滞在していました。
亡くなった1995年5月8日、気分のすぐれなかったテレサテンさんを部屋に残し、恋人は買い物へ。
不幸にも恋人が外出中のときに、テレサテンさんは喘息の発作をおこしてしまいます。
テレサテンさんは自力でホテルの部屋から出ましたが、廊下で崩れ落ちた状態に。
ホテルの従業員が倒れているテレサテンさんを発見。
すぐに病院へと運ばれますが、残念ながら助かりませんでした。
ホテルから病院まで、ふだんなら車で10分くらいのところですが、道路の渋滞で30分以上かかり、この20分の差が命取りになったようです。
【テレサテン】死の原因は気管支喘息の発作
テレサテンさんの死因は、『気管支喘息による発作である』とタイの医師により証言されています。
救急車が着いた段階で、もう心臓は停止していました。死因は気管支喘息の発作です。遺体に外傷は無かったし、死因に不審な点はありません。
担当医師によると、亡くなる数ヶ月前の1994年12月にも喘息で激しい発作があり危篤状態へ。
また、テレサテンさんは幼い頃から喘息を患っていたことが家族の証言から明らかになっています。
テレサは9歳のときから喘息を患っていた。
テレサテンさんは突然死の危険があるβ刺激薬という喘息の薬をひんぱんに使用されていたそうです。
ですが、テレサテンさんの死はあまりにも急でした。
また、遺族が司法解剖を拒否するなどしたため、本当に喘息の発作が原因だったのかという疑惑もあったようです。
【テレサテン】死の原因に関する疑惑3つはこちら
「急死」「遺族が司法解剖を拒否」など、テレサテンさんの死因に関しては不審に感じる方が多かったようです。
そのため、さまざまな噂が出回る事となりました。
- スパイ活動による暗殺
- エイズ
- 恋人のDV
それでは順番にご紹介していきます。
スパイ活動による暗殺
テレサテンさんは世界各地を飛び回ることができる人気歌手だったことから他国の軍事情報を調査していたとの噂が。
8ヶ国語を話せ、たくさんのパスポートを持っていたことからも、スパイの疑惑としてあげられています。
台湾の雑誌「独家報道」の記事がコチラ。
テレサは台湾国民党国家安全局の秘密情報員で、『台湾国家安全局』第三処に所属し、台湾国民党国防部軍事情報統計局の仕事に協力する。
台湾の政治家の人が実際にお話されているので、テレサテンさんがスパイだった可能性もなきにしもあらずです。
「スパイを辞めたがっていたテレサテンさんをある機関が暗殺した」という映画のような説が出回っていました。
エイズ
台湾の「民政報」や香港の「電視日報」などの新聞ではテレサテンさんの死因がエイズだったのではと報じています。
香港の映画監督と同性愛の関係であったと噂されていたため、エイズ説が流れたのだとか。
電視日報には『テレサさんはかつて、この件の取材に関して否定も肯定もしなかった』とのコト。
死因を特定するための司法解剖をテレサテンさんの家族が拒否したことからもエイズだったのではと囁かれています。
ですが、専門家によるとエイズで亡くなった遺体なら、もっと痩せているはずなのだとか。
恋人のDV
テレサテンさんの恋人は、フランス人の専属カメラマンであるステファン・ピエールさんでした。
ステファン・ピエールさんは、記者からテレサテンさんとの関係を聞かれたときに突然殴りかかったそう。
その取り乱しようから、テレサテンさんの死の原因は恋人のDVといった噂が生まれました。
また、テレサテンさんは1994年12月にも危篤状態におちいっており、駆けつけた医師は次のように話しています。
同じ部屋にいた恋人のステファン・ピエールさんは、部屋のドアを開け放ち、大量のタバコを吸っていた。
暴力や喘息で苦しむ恋人の前でする行動は、どれもひどすぎる印象がありますね。
【テレサテン】死顔の画像がネットで公開
検死台に乗ったテレサテンさんの画像は、中国メディアで拡散されました。
テレサテンさんの死顔画像を見る
テレサテンさんの左頬に平手打ちのような跡、また首元に注射のような跡が見えるとの噂が。
このため恋人のDVや、薬剤注入などの憶測が広がりましたが医師のコメントはこちら。
それは死体保存のためのホルマリン注射を打ったために出たものです
引用:女性自身
テレサテンさんは1995年5月28日に国葬が行われ、死後50年は生前のままの姿を保てるよう処置がされたのだとか。
死因は100%気管支喘息の発作による呼吸不全と医師が証言していることから、疑惑は事実とは異なるでしょう。
まとめ
テレサテンさんの死因は喘息の発作によるものと医師により公式発表されています。
しかし、突然の死や遺族の司法解剖の拒否などからさまざまな疑惑が飛び交っていました。
いろいろと死について噂がありますが、遺された歌はこれからも輝き続けることでしょう。
最後になりましたが、テレサテンさんのご冥福をお祈りします。
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