三重県にある伊勢神宮。
普段、神社に訪れる際はお賽銭箱が備わっているイメージが強いかもしれません。
ただ、伊勢神宮にはお賽銭箱が存在しておらず、実はマナー違反と言われています。
今回は賽銭箱が設置されていない理由も含めて、どうしても祈祷をしたい場合はどうすればよいのかの解決策なども確認していきましょう。
【伊勢神宮】賽銭箱が設置されていないって本当なの?
伊勢神宮で賽銭のコトを調べてみると、設置されていないと出てきます。
実は場所によって賽銭箱が設置されている場所が存在しており、伊勢神宮に1つもないというわけではありません。
では一体なぜ賽銭箱は設置されていないと言われているのか?というと、理由はコチラ。
御正宮には賽銭箱は設置されていない
ただ、多賀宮など他の宮には賽銭を入れる箇所があるのですが、伊勢神宮のメインとなる御正宮に存在していないため”賽銭箱は設置されていない”と言われているわけです。
御正宮にも賽銭箱っぽいモノはある?
でも、正宮の前に白い布が引かれていて、お賽銭がたくさん入ってたよ?あれが賽銭箱でしょ?
実は御正宮の前には白い布が引いてあり、賽銭が入っている光景があります。
ただ、あれは正式な賽銭箱ではありません。
本来は白い布もなかったが、賽銭を入れる人が多い→白い布を設置した
そのため、参拝される方を制御できないと判断された伊勢神宮サイドが、応急処置として白い布を用意されたということです。
なぜ?伊勢神宮の御正宮に賽銭箱が設置されない理由とは?
伊勢神宮の御正宮ですが、一体なぜ賽銭箱が設置されていないのでしょうか。
実はもともと御正宮は天皇陛下が日本のことを願う場所として存在していました。
つまり、個人的な願い事をする場所として存在しているわけではなく、平和を祈る場所だったわけですね。
そして、その後は一般の方にも開放されるようになったのですが、個人的なお願い事をして賽銭を入れる方が絶えず。
その結果、伊勢神宮の御正宮を守るため、白い布を入れたわけです。
【伊勢神宮】個人的なお願いをするならココ!
さて、ここまでで御正宮では賽銭をする場所ではないコトをお伝えしました。
ただ、せっかく伊勢神宮に参拝をしに旅行に来たという方もいらっしゃるはず。
だからこそ、お願い事をしたいという気持ちも痛いほどわかります。
では、どうすればこの問題を解消できるのでしょうか?
天照大御神の荒御魂がお祀りしている「荒祭宮」
実はこちらは個人的なお願いをしても良いとされている場所となります。
まとめ
今回の記事では伊勢神宮のお賽銭事情について紹介していきました。
御正宮では賽銭が入っている光景も広がりますが、しないように心がけましょう。
この他にも伊勢神宮のマナーに関して紹介しているので、ぜひご覧ください。
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