山田康雄の死因は脳出血！最期は歩行困難の状態で死に際が悲しすぎると話題！ルパン声優

ルパン三世の初代声優を務めたことで有名な山田康雄さん。

山田康雄さんは、1995年2月に意識不明で倒れた後、そのまま意識が戻ることなく1ヶ月後に亡くなられています。

山田康雄さんの死因について、くわしく調査しました。

山田康雄はルパン三世の初代声優

山田康雄さんは元々劇団の出身で、1959年に海外ドラマの吹き替えで声優デビューをされています。

デビューした作品がヒットしたことで、山田康雄さんは声優として一躍有名に。

1971年にはアニメのルパン三世の初代声優に起用され、23年もの間担当し、山田康雄さんの代表作となりました。

テレビ第2シリーズで、山田康雄さんがルパン三世のキャラクターのイメージを確立させたと言われています。

映画「ルパン三世くたばれ！ノストラダム」は本編には出られず、予告編が山田康雄さんの遺作となりました。

【山田康雄】1995年（62歳）脳出血で死去

山田康雄さんは、1995年2月17日に脳出血のため自宅で倒れてしまいます。

脳出血で倒れてからは意識不明の状態が続き、最期は1995年3月19日62歳で無念にも息を引き取られました。

【山田康雄】1993年から体調悪化

山田康雄さんは亡くなる2年前の1993年ルパン三世暗殺司令の収録時から、体調が優れず座って参加するようになったそう。

倒れる1年前の1994年からは低カリウム血症のため入院されていて、歩行困難になり徐々に身体は衰弱へ。

低カリウム血症とは：低カリウム血症とは、血液中のカリウム濃度が非常に低い状態をいいます。カリウム濃度が低下すると、筋力低下、筋肉のまひが生じるほか、不整脈を起こすことがあります。
引用：www.msdmanuals.com

1994年初夏に収録されたルパン三世テレビSPでは、スタジオの入口の段差に登れない程弱まっていたのだとか。

1995年2月17日に脳出血で自宅で倒れたときはすぐに緊急搬送されますが、その後、昏睡状態が続きます。

家族は毎日看病に来ていましたが、家族が帰宅した日の翌朝に脳出血で亡くなられました。

【山田康雄】最期の様子は？

山田康雄さんは亡くなる2年前(1993年)の体調が優れなかった頃から死が近いといった発言を周囲にされていたそう。

また、自分の最期を予期して書かれた遺書も見つかっています。

【山田康雄】葬式や遺言の内容は？

山田康雄さんの自宅の机からは、次のように書かれた遺言書が見つかりました。

遺言の内容は家族に向けて感謝の気持ちが述べられたものとなっており、以下が全文です。

葬式は1995年3月23日に執り行われ、5月30日には「山田康雄をしのぶ会」が劇場で行われました。

葬式では銭形警部役の納谷悟朗さんが弔辞をされ、銭形の口調で山田康雄さんの遺影に涙ながら呼び掛けたのだとか。

山田康雄さんの死は、その翌日に地下鉄サリン事件が発生したことから大きく報道されることはありませんでした。

地下鉄サリン事件とは：1995年3月20日に発生した、化学兵器テロ事件。「オウム真理教」が計画・実行し、14人が死亡、約6300人が負傷しました。

事件の報道が多くされていたため、山田康雄さんの死を知ったのは数日後だったというファンも多かったそうです。

まとめ

ルパン三世の初代声優である山田康雄さんは、脳出血のため亡くなられました。

山田康雄さんのルパン三世の声が好きな方は多く、その人気は続いています。

山田康雄さんの死後も、遺された作品は輝き続けることでしょう。

最後になりましたが、山田康雄さんのご冥福をお祈りします。